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2012年7月

2012年7月16日(月)

新しいタイプの降圧剤による光線過敏型薬疹

2012年7月16日(月曜日)

7月13日〜14日は軽井沢で開催された日本皮膚アレルギー学会に参加するため休診させて頂き、皆様方に大変御迷惑をおかけし、申し訳ありませんでした。
今回も皮膚アレルギーに関する新しい情報を沢山学んできましたが、そのうちから身近な情報を1つお知らせします。

最近、降圧剤の中でアンギオテンシン2受容体拮抗薬(ARB)とヒドロクロロチアジドとを配合したタイプの薬剤が発売され、頻用されているようです。しかし、このタイプの薬剤において光線過敏型薬疹が起こりやすいという事が知られてきました。
具体的には、プレミネント・コディオ・エカード・ミコンビといった名前のお薬です。
もし、これらのお薬の服用開始以降に露出部位に皮疹が生じるようになった方がおられましたら、降圧剤による薬疹の可能性が疑われますので、医療機関で御相談される事をお勧めします。

   

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