2013年6月16日(日)
昨日、診療終了後に直ちに横浜に向かい、昨日〜本日とパシフィコ横浜で開催された日本皮膚科学会総会に参加してきました。
今回も色々と勉強になる事が多かったです。
その中で1つ御紹介しますと、ある程度の年齢になると特に皮疹は認めないのに、陰部が痒いと強く訴えられる患者さんを多く経験します。
私はこれまで、このような患者さんに対して、老化に伴う変化か?と考えて、かゆみ止めの内服薬や外用剤を処方して対応してきました。
しかし、日本医科大学千葉北総病院皮膚科の幸野教授の御講演によると、このような訴えの患者さんでは、腰仙部神経根症やソケイヘルニアが潜在している場合があるそうです。
今後私も、もしこのような症状の患者さんが来院されたら、このような疾患に関する検索もしないといけないなと肝に銘じました。
週末を利用して学会に参加する事は大変ですが、学ぶところも多いです。
今後も頑張って、出来る限り学会に参加して新知見を学んでいきたいと考えています。