2026年1月7日(水曜日)
即時型アレルギーの新規検査法として、EXiLE (IgE Crosslinking-inducved Luciferase Expression) 法という検査法に注目が集まっています。これは、IgE抗体の架橋に基づいたマスト細胞の活性化を評価しうる即時型アレルギーの検査法です。
現在でも、即時型アレルギーの検査法としては特異的IgEの測定が一般的ですが、特異的IgEの結果は感度や特異度に限界が存在しています。そこで、より精度の高い検査法としてBAT検査(好塩基球活性化試験)が開発されましたが、採血後直ちに測定を要するとの難点があります。EXiLE法はBAT検査と同等の精度を有しながら、保存血でも測定が可能であるため、より実用的で簡便な検査法として期待されています。
但し、現在のところ保険承認外の検査法であるため、ルーチーンに測定することは不可能ですが、保存血での測定が可能である生体反応に近い検査法であるため、今後保険収載された際には即時型アレルギー反応の検査法の精度の向上に貢献するものと予想され、是非実現されることを期待しています。
