2018年1月8日(月曜日)
今月も先月に引き続き、精液アレルギーについて述べたいと思います。
先月は女性に生じる精液アレルギーの話だったのですが、今月の話はこれまたショッキングですが、男性に起こる精液アレルギーです。
この病気に関しても昨年12月に鹿児島で開催された日本皮膚アレルギー学会で学んできたものであり、東邦大学医療センター大森病院から症例報告がなされていました。
男性に生じる精液アレルギーに対しては、postorgasmic illness syndrome(POIS)との病名が提唱されているそうですが、性交や自慰行為後に極度の疲労に陥り、急激な発熱・発汗・鼻閉・眼のかゆみ・筋肉痛など、あたかもインフルエンザに罹患した時の様な症状をきたすとの事です。
2002年に最初の報告がなされて以降、全世界合わせてもこれまでの報告例はそれほど多くはないのですが、最近の論文では現実的にはPOIS患者は少なからず存在していると論じられています。
この論文によると、報告数が少ないのは性交や自慰後に体調不良を経験している患者の多くが、その症状をPOISとは認識していないためであると推測されています。
発現する症状は一見アレルギーらしからぬものですが、自己の精液を用いてプリックテストを行うと陽性反応をきたす事より、自己の精液中の蛋白に対する即時型アレルギー反応の機序に起因すると考えられています。
最近、患者自身の精液を用いた脱感作療法によって症状が緩和した2症例の報告も認められているそうです。
それにしても、世の中いろんな病気があるものですね。
今月も先月に引き続き、精液アレルギーについて述べたいと思います。
先月は女性に生じる精液アレルギーの話だったのですが、今月の話はこれまたショッキングですが、男性に起こる精液アレルギーです。
この病気に関しても昨年12月に鹿児島で開催された日本皮膚アレルギー学会で学んできたものであり、東邦大学医療センター大森病院から症例報告がなされていました。
男性に生じる精液アレルギーに対しては、postorgasmic illness syndrome(POIS)との病名が提唱されているそうですが、性交や自慰行為後に極度の疲労に陥り、急激な発熱・発汗・鼻閉・眼のかゆみ・筋肉痛など、あたかもインフルエンザに罹患した時の様な症状をきたすとの事です。
2002年に最初の報告がなされて以降、全世界合わせてもこれまでの報告例はそれほど多くはないのですが、最近の論文では現実的にはPOIS患者は少なからず存在していると論じられています。
この論文によると、報告数が少ないのは性交や自慰後に体調不良を経験している患者の多くが、その症状をPOISとは認識していないためであると推測されています。
発現する症状は一見アレルギーらしからぬものですが、自己の精液を用いてプリックテストを行うと陽性反応をきたす事より、自己の精液中の蛋白に対する即時型アレルギー反応の機序に起因すると考えられています。
最近、患者自身の精液を用いた脱感作療法によって症状が緩和した2症例の報告も認められているそうです。
それにしても、世の中いろんな病気があるものですね。