2016年7月2日(土曜日)
先月の話になりますが、6月18日(土曜日)を休診とさせて頂き、18日〜19日にかけて東京国際フォーラムで開催された日本アレルギー学会に出席してきました。
今回もまた刺激的な学会で学ぶところが多かったのですが、ここでは甘味料によるアレルギーについてお話する事にします。
但し、甘味料によるアレルギーに関しては、近年エリスリトールという甘味料でアレルギーが生じやすいという事を本ブログでも2015年1月に紹介しており、甘味料中でエリスリトールが最もアレルギーの発症に留意すべき製品であると考えられてきました。
しかし、今回の学会では、スクラロースやアスパルテームなど、エリスリトール以外の甘味料によるアレルギー発症の症例報告がなされていました。
但し、アスパルテームによるアレルギーの症例ではエリスリトールと同様にプリックテストが陰性であり、好塩基球活性化試験で診断を行ったとの事でした。
今後、エリスリトール以外の甘味料でもアレルギー発症に関して留意すると共に、診断の術として好塩基球活性化試験(BAT)に注目する必要がありそうです。
先月の話になりますが、6月18日(土曜日)を休診とさせて頂き、18日〜19日にかけて東京国際フォーラムで開催された日本アレルギー学会に出席してきました。
今回もまた刺激的な学会で学ぶところが多かったのですが、ここでは甘味料によるアレルギーについてお話する事にします。
但し、甘味料によるアレルギーに関しては、近年エリスリトールという甘味料でアレルギーが生じやすいという事を本ブログでも2015年1月に紹介しており、甘味料中でエリスリトールが最もアレルギーの発症に留意すべき製品であると考えられてきました。
しかし、今回の学会では、スクラロースやアスパルテームなど、エリスリトール以外の甘味料によるアレルギー発症の症例報告がなされていました。
但し、アスパルテームによるアレルギーの症例ではエリスリトールと同様にプリックテストが陰性であり、好塩基球活性化試験で診断を行ったとの事でした。
今後、エリスリトール以外の甘味料でもアレルギー発症に関して留意すると共に、診断の術として好塩基球活性化試験(BAT)に注目する必要がありそうです。