2013年8月25日(日曜日)
まだまだ残暑厳しく、全く秋の気配すら感じられませんが、今回は秋の花粉症についてお話します。
一般的に花粉症というと、スギやヒノキなど春のイメージが強いのですが、秋にも花粉アレルギーは少なからず発症します。
とりわけ、ヨモギ・ブタクサ・セイタカアワダチソウなどのキク科の植物が秋季の花粉症の代表的な抗原となります。
くしゃみや鼻水が止まらない・微熱が続くなどの症状を呈しやすく、風邪と思い込んでしまう場合も少なくありません。
ただ、春のスギ花粉症と比較すると花粉の飛散量は少なく、またスギと異なりヨモギやブタクサは草花であるため飛散範囲は余り広くなく、秋季花粉症は春季花粉症と比べると比較的軽症で治まります。
しかし、"秋になってから、どうも鼻水やくしゃみが続いて治らないなあ"という方は、秋の花粉症を疑う必要があるため、医療機関を受診された方が良いかも知れませんね。